松村一輝建築設計事務所
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Pattern _家具 2002.06~








パタン パタンと
Pattern-S/H

もっと自然に家具も音楽や服の様に状況気分で選べたら
そんな発想から始まってます。
その為の要点の一つとしてサイズがあり
複数所有するには家具は大きく難しくなってきます。
そこで考えるのは折りたたみ式の家具ですが
その殆どがフレーム形式で持ち運びを重視したモノです。
折たたむ目的(機能的欲求)を考えれば当然なのですが
「Pattern」では構成としては面材を基本とし
接合・可動部分に布地を使い金物が一切ないことで
今までとは少し違う折りたたみ感覚、
例えるなら厚みのある折り紙の様なモノになってます。

布地の接合・可動 [ textile hinge ]
家具の可動部分といえば蝶番金物が一般ですが
普段の生活でもっと身近にある可動部分が衣服だと思います
限定されない方向での頻繁な可動に耐えうる布地
強度を確保するため面で接着し、可動方向を決定するため線状にとる

一般的な使い方ではありませんが
既製の概念から離れれば
実は自然な利用方法のヒトツであり
「Pattern」での折りたたみにおいて
最適なディテールとなる手法です











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