もっと自然に家具も音楽や服の様に状況気分で選べたら そんな発想から始まってます。 その為の要点の一つとしてサイズがあり 複数所有するには家具は大きく難しくなってきます。 そこで考えるのは折りたたみ式の家具ですが その殆どがフレーム形式で持ち運びを重視したモノです。 折たたむ目的(機能的欲求)を考えれば当然なのですが 「Pattern」では構成としては面材を基本とし 接合・可動部分に布地を使い金物が一切ないことで 今までとは少し違う折りたたみ感覚、 例えるなら厚みのある折り紙の様なモノになってます。 布地の接合・可動 [ textile hinge ] 家具の可動部分といえば蝶番金物が一般ですが 普段の生活でもっと身近にある可動部分が衣服だと思います 限定されない方向での頻繁な可動に耐えうる布地 強度を確保するため面で接着し、可動方向を決定するため線状にとる 一般的な使い方ではありませんが 既製の概念から離れれば 実は自然な利用方法のヒトツであり 「Pattern」での折りたたみにおいて 最適なディテールとなる手法です